2018地域防犯ボランティア県民大会
秋冷の10月12日,千葉県安全で安心なまちづくり旬間の一環として「2018地域防犯ボランティア県民大会」が青葉の森公園芸術文化ホールにて開催されました。
大会では,地域の防犯に関する活動や功績が特に顕著な個人や団体に対する表彰が行われ,柏市からは,千葉県防犯協会防犯功労者4名・同功労団体1団体・優良防犯指導員25名が表彰されました。
功労表彰の他に私立昭和学院中学高等学校演劇部による「電話de詐欺」被害の事例発表がありました。孫を騙り,言葉巧みに祖母から高額の現金を騙し取る手口や,市役所の職員を騙り,キャッシュカードを騙し取る手口について,特徴を捉え高い演技力で再現してくれました。
【対策ワンポイント】
電話で現金やキャッシュカードを要求されたらすぐに電話を切るなど,防犯意識を高く持ち大切なお金を奪われないようにしましょう。また,自宅の電話機を留守番電話設定にする,自動録音機能・迷惑電話番号ブロック機能などの振り込め詐欺対策機能を活用するなどの「電話機での対策」や,日ごろから子どもや身近な親戚と連絡を取り合い,合言葉を決めるなどすると更に良いでしょう。
休憩の後,千葉県警察音楽隊による演奏では「電話de詐欺」防止キャンペーンソング「サギ・さぎ・サンバ」などが披露され,生演奏の醍醐味を味わいました。
また,ロビーには県内各地から選出された防犯ポスターのうち,千葉県警本部の審査会で入選した作品が展示されていました。(防犯ポスターの作成は少年の健全育成と県民の防犯意識の高揚を図ることを目的とし,小学5・6年生と中学1~3年生を対象に募集されています)
柏市では応募のあった全334点作品を審査し,特に優れた作品を千葉県警本部審査に提出したところ,そのうち5作品が,金賞などの優秀作品に選出される大変すばらしい成績を収めました。さらに,県内すべての作品の中から最優秀賞に選ばれた柏市立西原中学校 長根千春さんの作品は,まちづくり旬間のポスターや県民大会次第表紙に掲載されました。