柏市防犯協会活動報告
2014 地域防犯ボランティア県民大会
台風が過ぎ去った10月16日、県立青葉の森公園芸術文化ホールにて上記イベントが開催されました。
この大会は、千葉県安全で安心なまちづくり旬間の一環として開催され、県民一人ひとりの取り組みによって安全で安心して生活できる地域社会の実現を目指すことを確認しあいました。
大会では、県内の防犯ボランティアの方々へ,その活動や貢献に対する表彰が行われ、柏市からは千葉県防犯協会功労者表彰1名、同功労団体1団体、防犯指導員報奨者6名が表彰されています。
その他にも、基調講演『「少年非行の現在を考える」~子供を被害者・加害者にさせないために~』(講師:元神奈川県警察本部少年課・少年相談員 真壁坤子氏)や千葉県警察音楽隊の演奏、匝瑳市シニアクラブ連合会・匝瑳警察署員による振り込め詐欺撲滅寸劇がありました。
基調講演で真壁氏は、子供達のSOSをキャッチ出来るように、地域社会が日頃から関心を持って見守りとサポートすることの大切さを訴えました。
寸劇では,犯人から電話に騙されそうになりながらも「カクニンダー!」の合言葉を思い出したことから犯人逮捕へと繋がる内容で,具体的な手口を交えたストーリーと女優顔負けの迫真の演技に引き込まれました。
今大会を機に、より一層防犯意識が浸透していくことと思います。また、今回表彰されました皆様には、心からお祝いを申し上げます。
委嘱式及び防犯功労表彰式
平成26年度 防犯指導員・風俗環境浄化推進員委嘱式
及び防犯功労表彰式 防犯ボランティア研修会
平成26年7月10日木曜日、アミュゼ柏クリスタルホールにて上記イベントを開催いたしました。
始めに、当協会会長である秋山柏市長から防犯指導員を代表して副会長の西富啓一氏へ、同じく当協会顧問の関吉柏警察署長から風俗環境浄化推進員を代表して柏駅周辺防犯推進協会会長の増谷信一氏へ、それぞれ委嘱状が手渡されました。
今年度は防犯指導員837名、風俗環境浄化推進員14名となっています。
続いて防犯功労表彰式では、防犯活動を積極的に推進し貢献された42名の個人と2つの団体に対し、表彰状を授与しました。
犯罪抑止には地域防犯活動の力が欠かせません。柏市内では犯罪発生件数は減少しており、防犯活動にご尽力される方々の活動の成果が表れたものと感謝申し上げます。
休憩を挟んで実施された防犯ボランティア研修会では、うさぎママのパトロール教室を主宰する武田信彦氏に防犯活動について講演していただきました。
武田氏によると、「防犯活動とは『安全で安心なまち』づくりを目指すもの。近年、犯罪は減少傾向であり『安全なまち』づくりは推進されているので、今後は『安心』を重視した活動が重要になってくる。『安心』は地域の繋がりから得られるものなので、挨拶などのコミュニケーションをまじえた防犯活動を積極的に行いましょう。」ということでした。
子どもに声をかける際の距離のとり方、挨拶の仕方など具体的な行動についてもアドバイスがあり、今後の活動の弾みとなるものでした。
防犯指導員や風俗環境浄化推進員の皆様を中心に、地域防犯活動がより活発に行われていくことを期待しております。