柏市防犯協会

平成２９年度　防犯指導員・風俗環境浄化推進員講習会

猛暑の７月１０日，アミュゼ柏クリスタルホールに於いて今年度の講習会を実施いたしました。
講習会に先立ち委嘱式が執り行われ，防犯指導員９２１名・風俗環境浄化推進員１３名が町会長等から推薦され，当協会会長の秋山浩保柏市長と同顧問の伊藤春久柏警察署長から防犯指導員を代表して各支部長へ，風俗環境浄化推進員を代表して柏駅周辺防犯推進協会会長へそれぞれ委嘱状が手渡されました。

続いて，立正大学教授　小宮信夫博士から「犯罪機会論について」講話をしていただきました。
犯罪機会論とは，場所（景色）に注目し，なぜここでというアプローチから犯罪の機会（チャンス）をなくす方法を研究し，犯罪は動機があるだけでは起こらず，動機を抱えた人が犯罪の機会に出合ったときに初めて起こる。と考える理論です。
公園に設置されたベンチしかり，「おそわれたらどうする」ではなく「おそわれないためにどうする」という考えの転換が必要だと強く感じました。
（出典：小宮信夫著「写真でわかる世界の防犯」）

柏警察署生活安全課　長島係長から、「空き巣ゼロ１１０日運動」の実施について説明がありました。期間中（７月２５日～１１月１１日）は夏の真っ盛りから初冬にかけての時期になります。エントリーをされた自主防犯パトロール隊の皆様には体調管理に十分に留意され，心一つにパトロールを実施していただき，空き巣ゼロが達成出来ますようにご健闘をお祈りいたします。

今年，委嘱を受けた防犯指導員・風俗環境浄化推進員の皆様には，一年間柏市の安全安心にご理解とご協力をお願い申し上げます。

千葉県安全で安心なまちづくり旬間（１０月１１日〜２０日）に伴い，パレット柏のオープンスペースにて防犯ポスター展を１０月８日〜２０日まで開催いたしました。ポスターは市内の小学５・６年生と中学１〜３年生を対象に募集したもので，応募総数４２０点の中から各学年毎に金賞・銀賞・銅賞・佳作の６７点を選出し，柏市長賞・柏警察署長賞・柏ライオンズクラブ会長賞を選び，柏市主催の安全安心まちづくりキャンペーンにおいて表彰いたしました。

後日，特に優秀な防犯ポスター作品１５点を千葉県警察本部へ提出したところ，銀賞２点・佳作１点を受賞することが出来ました。
千葉県警察本部入賞作品は１０月１４日青葉の森公園芸術文化ホールで開催された県民大会の会場で披露された他，千葉そごうでもお披露目されました。
なお，柏市長賞の作品はポスターにして市内の近隣センターなどに掲示していただく予定です。
また，同キャンペーンの席上において，防犯功労表彰も執り行われ，柏駅周辺見廻り隊チャオの森雄三氏が全国防犯協会連合会から防犯栄誉銅章を日本ガーディアン・エンジェルス柏支部が関東防犯協会連絡協議会から特別功労団体を柏警察署管内職場警察連絡協議会が千葉県防犯協会から防犯功労団体として，それぞれ永年の防犯活動を評し受賞されました。
この受賞を励みに，住みよい柏市を目指し更なる防犯活動に邁進していただけることを期待しています。